塞翁が馬
先日の事件でシミがついたコートとリュックとブーツをクリーニングに出し、一万円と涙の別れをいたしました。こんばんは、たらの芽です。
さて、今夜はブログのタイトルである「塞翁が馬」について書きたいと思います。
学校で習った方も多いでしょう、中国の故事による格言「人間万事塞翁が馬」から取ったタイトルです。
この言葉は、割と不運に見舞われがちな私にとって、昔からずっと心の支えでした。そして自分の子供が障害児だと分かった今、改めて大切にしたい考え方だと感じブログタイトルにした次第です。
昔、中国の北辺の老人(塞翁)の飼っていた馬が逃げたが、後に立派な馬をつれて帰ってきた。老人の子がその馬から落ちて脚を折ったが、そのために戦争に行かずにすんだ。このように人生の吉凶は簡単には定めがたいという事。「淮南子 – 人間訓」の故事による格言。
(精選版 日本国語大辞典より)
上記が「塞翁が馬」の概要です。
同じ意味で「禍福はあざなえる縄の如し」という言い方もありますよね。
不幸だと思っていたことが幸福の種になり、幸福だと思っていたことが不幸の種になる。吉凶は繋がっていて、コインの裏と表のように突然ひっくり返ることもある。だから不幸を嘆きすぎず、幸福に浮かれすぎないようにしよう。
とは言っても、分かっています。人間の幸不幸はまっったく平等じゃない。ずっと恵まれてる人もいれば、ずっと不運な人もいる。全てに当てはまるわけじゃない。
何より障害児の育児は苦しいです。子供を愛してても、悲しいことが多いです。子供の障害も幸福の種に……なんて気休めでしかない。
と、思うんですけどね。
心のどこかで、やっぱりこの言葉を支えにしてしまうんです。
人生の幸不幸は、死ぬ時まで確定しないのも事実。
生まれながらにハンデを負ってしまったフクちゃんが、せめて晩年まで心穏やかに暮らし、あったかい布団の上で人生を幕引きできたら良いなと願うばかりです。